新潟県は魚沼市金ヶ沢地域の24・４haで県営金ヶ沢地区区画整理事業（経営体育成基盤整備「一般形」）を進める。幅員２ｍの狭小道路が大型機械の搬入を阻害している状況を解消し、水管理の労力、経費削減による生産性向上を目指す。完了予定は２０２６年度、主な工事概要は区画整理18・６ha、排水渠工18・５ha。事業費は全体で６億１６００万円を見込む。　

　同事業の対象地は、県営ほ場整備小平尾地区に隣接する国道２５２号沿いに位置。受益者は45人（重複あり）で、19・５haが水田。

　水利用は一級河川和田川頭首工の源用水路と宮沢用水路を利用し一級河川破間川へ排水している。

　計画では18・６haに区画整理を施行、40ａ区画（１００ｍ×40ｍ）を基本に整備する。支線道路は全幅５・０ｍ（有効幅員４・０ｍ）を敷砂利舗装する。

　水路は自然圧パイプライン方式、排水は開水路形式で施工する。道路計画は支線道路幅員５・０ｍを１・９㎞、耕作道路幅員３・０ｍを０・３㎞整備する。