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県内10町村21年度の普通建設費8町村が前年上回る

2021/04/29 新潟建設新聞

 県内10町村の2021年度当初予算一般会計の普通建設事業費は、総額83億7610万8000円(本紙調べ)で、前年度当初比28・3%、18億4984万3000円の増加となった。普通建設事業費が前年度を上回ったのは▽関川村▽粟島浦村▽聖籠町▽弥彦村▽阿賀町▽湯沢町▽津南町▽刈羽村―の8町村。

 増加した主な町村のうち、聖籠町は普通建設事業費が倍増。防災行政無線のデジタル化や道路改良工事などが盛り込まれている。津南町では、ひまわり保育園の増築事業により増加。湯沢町は都市構造再編集中事業に伴う越後湯沢駅東口トイレ改修および旧湯沢小学校の解体。関川村は道の駅周辺整備事業などによる増となり、刈羽村では生涯学習センターラピカの改修工事や、かりわ保育園の整備により前年度を上回った。

 また20年度に普通建設事業費が10億円を超えたのは刈羽村のみだったが、本年度は聖籠町、阿賀町、湯沢町、刈羽村―の4町村が10億円を超えた。

 10町村の一般会計の総額は583億3000万円で、同比3・3%、18億7500万円の増加となる。

 新潟県および県内20市と合計した県内自治体の普通建設事業費は2615億585万6000円(本紙調べ)で16・7%の減少となっている。

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