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マツナガ建設の本社リノベーション完成

2021/05/07 長野建設新聞

 須坂市にある総合建設業・マツナガ建設(中村正代表取締役社長)の本社リノベーション工事が完成し、創立記念日の5月1日に竣工セレモニーが挙行された。

 中村社長は「今回のリノベーションは目的ではなく新たな一歩を踏み出すための手段。多様な人材が働きたいと思える会社、そして働く人がやりがいを持ち、気持ちよく仕事ができる環境を整備し、マツナガ建設で働く全ての人が幸福な人生を送るための一歩」と話し、「建設業は決してなくならない。皆さんにはこの仕事に誇りと自信を持ってほしい。自分の未来像を意識し、夢を持ち、がんばっていこう」と呼び掛けた。

 また、富山県にある塩谷建設の代表取締役社長で、マツナガ建設の取締役会長を務める塩谷洋平氏は「塩谷建設は4月に17人の新卒が入社したが、数年前までは7年間、新卒の入社がゼロだった。やるかやらないかは紙一重。しかし、この紙一重の積み重ねが、やがて周りが追随できない場所に行ける唯一の近道だと思う。マツナガ建設が未来に向かい決断したことをうれしく思う」と述べた。

 今回のリノベーションと並行して進めていた会社のロゴマークの刷新作業も完了し、竣工セレモニーで新たなロゴマークが披露された。

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