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新潟市建設業協会が70周年記念式典を開催

2021/05/15 新潟建設新聞

 新潟市建設業協会(福田勝之会長、会員数85社)は12日、創立70周年記念式典を新潟市内のANAクラウンプラザホテル新潟で開催した。当日は新潟市の中原八一市長や新潟市議会の佐藤豊美議長、新潟県建設業協会の植木義明会長らを来賓に迎える中、古町芸妓の祝舞が式典に花を添えた。

 同協会は1950年(昭和25年12月)に社団法人新潟市建設業組合として設立。2013年4月には一般社団法人へ移行し、昨年に創立70周年を迎えた。当初は昨年に記念式典を開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で見送られた。今回、総会の開催とあわせ、十分な感染防止対策を行った上で開催する運びとなった。福田会長はこれまでの多くの関係者の協力や支援に感謝の言葉を述べた後、除雪や道路の安全確保など市民の安全・安心のくらしづくりの活動を行ってきたことを報告。「新潟市のまちづくりを市とともに進めさせていただくとともに、より安全安心な地域づくりに尽力する」と決意を新たにした。

 中原市長は「協会発足後、日本が高度経済成長期を迎え、道路や港湾、空港などを整えていく時代において、皆様から多くのご支援をいただきながら本市は発展してきた。本市の都市基盤は新潟市建設業協会のご協力があって実現できたものと思っている。地域の雇用を支え、安全・安心を守っていただいているのが貴協会。これからも協力してほしい」と協会のこれまでの活動をたたえるとともに、さらなる協力を求めた。


総会で本年度事業計画を承認


新潟市建設業協会は12日、本年度の定時総会を開き、本年度の事業計画を承認した。冒頭、福田会長は「コロナ禍ではあるが近年、頻発化・激甚化している災害は容赦なく襲ってくる。地域の守り手としてのわれわれ建設業はこれらに備え、体力を常に蓄えておかねばならない。協会員で団結を強め、協会の発展に努めていきたい」と呼び掛けた。

その後、福田会長を議長に選出して議事に入り、前年度収支決算、本年度事業計画など議案を原案通り承認した。このうち事業計画は、コロナの感染拡大防止に努めながら、公共事業量の確保など行政への要望やボランティア活動の推進などが盛り込まれた。


【写真=福田会長、中原市長、古町芸妓が花を添えた】

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