柏崎市は新庁舎整備に伴い跡地の利活用の検討を進める中央町の旧庁舎について、近く解体に係る設計業務を発注する。解体工事は2023年度を予定している。
解体の対象は旧本庁舎(本館および会議棟)で、書庫など市役所機能の一部として活用する第二分館と教育分館は除く。
1968年築造の旧本庁舎はRC造5階地下1階建て。延べ床面積は車庫棟・書庫・倉庫を含め7986・97㎡。建築面積は2494・54㎡。
旧庁舎敷地の地中には解体する現庁舎と会議棟の基礎杭のほかに、旧市民会館(解体済み)の283本を含む計666本が残地されていることから、解体設計では、残る杭の撤去費用の算定を行い、今後具体化されていく利活用案を反映させて、解体費用を算出する。
跡地の利活用については、民間活力の導入を検討しており、2022年度にプロポーザルで事業者の公募を予定。旧庁舎解体後の24年度からは跡地利活用整備工事を開始する。
【23年度に解体する旧庁舎】