北陽建設(大町市)の社員有志で構成する北陽ボランティアクラブ(鮎貝悟代表)は12日、本社近くを流れる農具川と県道51号大町明科線のゴミ拾いなどの環境美化活動を、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し行った。
終業後の午後5時過ぎに会員や本社社員ら39人が参加し、大町市社の北陽建設本社を中心に農具川の館の内・昭和橋~山下・丹生子橋間約1.5㎞の河川内と両脇管理道および県道51号大町明科線のゴミ拾いなどを1時間余り実施した。
鮎貝代表は「昨年に信州プラスチックスマート運動協力事業者、今年にはSDGs推進企業にも認定され、環境に配慮した活動を積極的に行っていきたい」とあいさつし、けがのないように呼びかけた。また、熱中症対策として塩分補給のタブレットや飲み物を配布するなど気を配っていた。
今回の活動で、土のう袋30袋分、プラスチックごみなど約150㎏のごみを回収した。
同ボランティアクラブは2006年に発足し、今年で16年目を迎える。今後、9月頃に同河川内でアレチウリ駆除を予定している。