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群馬県畜産課

県畜産課が浅間家畜育成牧場で工事推進

2021/05/15 群馬建設新聞

県畜産課は浅間家畜育成牧場(長野原町北軽井沢2032-23)で進めている施設整備や草地改良事業で、導入牛舎工事を6月までに3分離で発注する。電気設備・機械設備は、先行して建築工事を公告している集中管理牛舎Aの設備と合わせて同時期の発注を目指す。このほか、2つの牛舎へ電気を供給するための外構工事も予定。発注方法は検討中。いずれも県建築課からとなる。

導入牛舎はS造平屋、床面積462㎡。集中管理牛舎AはS造平屋、床面積2980㎡となる。外構工事は電気を中心に、給排水設備を使用するための工事も実施する。また、2施設の固定柵やゲートなど牛舎の専門設備を別工事として発注を予定。施設ごととするか、一括とするかをこれから決め、7月に県畜産課が発注する。

当初予算に計上した5億5740万円から工事費を充てる。

22年度以降は、床面積約3000㎡の集中管理牛舎1棟のほか◇堆肥舎=床面積1600㎡◇導入牛舎=同374㎡◇病畜舎=同152㎡◇看視舎=同160㎡◇体験学習施設同300㎡-で工事を計画。各施設の設計は小島設計(沼田市)が担当。23年度までに各施設の工事完了を予定している。

90haを対象に起伏修正などを行う草地改良工事は、21年度分の35haが発注済み。20年度工事の17haと合わせて52haが発注されている。

21年度はほかに、20年度改良分の17haで播種を予定している。8月ごろまでに着手する必要があるため、工事の進捗状況を見て実施の有無を決定する。別途工事として発注するか、現在の工事に追加して対応するかを検討している。

残る38haの草地改良は、22年度までの完了を目指している。

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