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県央基幹病院道路期成同盟会が総会、整備促進へ決意新たに

2021/05/20 新潟建設新聞

 県央基幹病院設置に係る道路等環境整備促進期成同盟会(会長・滝沢亮三条市長)は17日、三条市内で2021年度の総会を開催した。三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村の首長と議会議長が集まり、役員再任、収支決算など5議案全てを可決した。

 事業計画では▽国道403号バイパスの整備促進▽県央基幹病院周辺環境の整備促進▽国道289号バイパス整備および(仮称)石上大橋下流橋建設促進▽各地域からのアクセス道整備促進-を掲げたほか、新たに県央基幹病院のマグネットホスピタルとしての魅力確立を盛り込み、インフラ整備の早期実現を中心に置きつつ、医師や看護師の確保などに力を入れることを確認しあった。

 あいさつで滝沢亮会長は「周辺道路の渋滞や冠水対策など多くの課題を残している。ご協力を賜りながら、これらの解決に向けてしっかりと事業を進めていくことが重要だ」と述べた。

 要望事業の進捗状況を見ると、県事業では、国道403号バイパス整備は本年度の予算額9億6000万円、20年度末時点の進捗率は90%。国道289号バイパス関連については、燕北バイパスで本年度9000万円を配分し、進捗率は同62%。主要地方道燕分水線改良は本年度予算額1億円、進捗率は同30%に。また、三条市事業では県央基幹病院周辺整備として市道大島164号線拡幅に本年度1億1800万円を充て、進捗率は同38・4%となっている。

【写真=滝沢会長、5議案を可決し要望事項を確認した】

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