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群馬県東吾妻町

東吾妻町が道の駅あがつま峡で工事を計画

2021/05/21 群馬建設新聞


東吾妻町は、道の駅あがつま峡(三島6441)でのトイレ建築工事を最短7月に指名通知する。工種で分離せず一括での発注となる。施設は床面積50㎡程度を想定。構造は木造を中心に検討している。当初予算には道の駅管理事業で工事費5000万円を確保した。

道の駅あがつま峡は敷地面積が5万2400㎡あり、現在のトイレは敷地の西側、駐車場に面する箇所に立地している。観光シーズン時など人が多く訪れる時期に、トイレが不足していることから増設して対応することとなった。

新施設は既存トイレに隣接する位置への建設を計画。トイレ内に多目的用トイレは設置せず男女で分ける。便器の数は男子用が小便器5基と大便器4基、女子用は大便器4基を設置する。大便器はいずれも温水洗浄付きを予定している。下水は敷地内の既存浄化槽へ流入させる。外観については観光地ということもあり、周囲の既存施設へ溶け込むようなデザインとする。設計は高橋建築設計事務所(東吾妻町)へ2020年12月に委託。夏までにまとめる。工事は年度内に完了させ、22年度から使用を開始できるようにする。

21年度当初予算には監理委託料350万円も計上しており、同社への随意契約を基本に検討している。

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