新潟市建築設計協同組合(松元博文理事長、組合員数63者)は24日、新潟市内のホテルオークラ新潟で通常総会を開き、本年度の事業計画を決めた。
松元理事長はあいさつで「2年連続のコロナ禍の総会となってしまった。コロナによる急加速の変化は好むと好まざるに関わらず、当組合にとって重要なことはこれらの変化に意図をもって準備し、備え前進しなければならないことだ」と前向きな姿勢を示した。
同組合は昨年度、学校大規模改造実施設計10校分、学校特定建築物定期点検業務58校分、昨年度以前にプロポーザルで受注した3件の工事監理、小中学校等の校内通信ネットワーク設備大規模改造実施設計などを受注した結果、予算額を約1000万円上回る結果となり、2年ぶりの黒字決算となった。本年度の予算は、学校大規模改造設計の受注見込みが大幅に減ったことなどから、設計監理の受注収入額は前年度予算から934万円減額した1億9557万円を計上した。組合活動としては講習会や現場見学会などを実施方法について工夫しながら行っていく。
同組合は昨年度、鈴木設計(鈴木健太郎代表)が新規に加入した。
【写真=秋元理事長、本年度の事業計画を承認]