日本下水道管路管理業協会中部支部新潟県部会(堀武夫部会長)の第21回全体会議が17日、新潟市内の新潟東映ホテルで開かれ、任期満了に伴う役員改選では堀部会長の再任を決めた。また、同会は昨年、設立20周年を迎えたことから、その記念講演会が行われた。
堀部会長は「県および県内27の自治体と下水道法15条の2に関わる災害協定を締結しており、われわれの認知度もさらに上がっていることを会員の方もしっかりと認識してほしい。そうした中、われわれが一番考えなければならないのは、若手の入職者不足による担い手不足問題。管路管理業の魅力を高めるためにも業界のイメージを変えなければならないと考えている。そうした意味から日常生活を送るために欠かせない仕事だということをPRしていかなければならない」と述べ、魅力ある協会づくりを進めていく考えを示した。
本年度の事業計画は、技術研修会の開催、地域防災計画についての意見交換会、9月17日に札幌市で開かれる第21回下水道管更生技術施工展への視察などを予定している。
部会の全体会議に合わせ新潟県下水道管路管理協会の第3回定時社員総会が開かれ、任期満了に伴う役員改選で堀会長の再任を決めた。本年度事業は、新潟県部会とともに県の主催、共催事業に関して共同で事業を行う。
その後、県下水道課の山内孝信課長、県流域下水道事務所の高橋昌芳所長、県下水道公社の外川忠利理事長が参加する意見交換会、さらに、設立20周年を記念してウェザーマップ気象予報士の久保井朝美さんが講演を行った。
2カ年の正副役員は次のとおり。※敬称略
【日本下水道管路管理業協会新潟県部会】
◇部会長=堀武夫(興和)
◇副部会長=富田力(新潟特殊企業)
【新潟県下水道管路管理協会】
◇会長=堀武夫
◇副会長=富田力、五十嵐公彦(緑水工業)、高桜朗(マルモト)