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PT立ち上げ市に提案/新潟市造園協が総会

2021/06/02 新潟建設新聞

 新潟市造園建設業協会(荒川義克代表理事理事長、会員数26社)は5月28日、新潟市内のホテルオークラ新潟で本年度定時総会を開き、新潟市に提案する内容を検討するプロジェクトチーム(PT)を協会内に設置したことを報告した。

 荒川理事長は「菅政権は成長の源泉としてグリーンとIT、脱炭素社会への取り組みを始めている。新潟市では選ばれる都市を目指し都心のまちづくりを進めている。私たちは協会でPTを立ち上げ、新潟市にさまざまな提案をしていきたいと思っている。私たちは脱炭素社会へ向けて緑化事業、魅力ある都市づくりに貢献するとともに、これまで市民の皆様と行ってきた緑化事業をさらに発展させていきたい。今こそ国や自治体が防災、減災のためのオープンスペースである公園を設置やリニューアルし、緑化の整備推進を切に願っている」と強調した。

 来賓には新潟市から中原八一市長代理として鈴木土木部長、また佐藤信秋参議院議員の秘書らが招かれ祝辞を贈った。その中で鈴木部長は「東京オリンピック・パラリンピックの7月開催に合わせ、『にいがた2㎞』の南側、新潟駅前の東大通中央分離帯の観光歓迎塔跡地を植栽や夜間にライトアップするなど、新たなおもてなし空間として再整備することとしている」としたほか、本年度から民有地緑化助成制度の検討に着手することを紹介し、協会の有する専門的な知識や技術が必要不可欠と述べ、協力を求めた。

 議事では役員の選任で、新たな理事に若木芳彦氏(横木造園、新潟市)を選任した。

【写真=荒川理事長、本年度の事業計画を報告】

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