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協会事業を鋭意取組/県測量設計協会が総会

2021/06/03 新潟建設新聞

 新潟県測量設計業協会(山岸陽一会長、会員数102社)の本年度定時総会が5月31日、新潟市内の新潟東映ホテルで開かれ、本年度事業計画を報告したほか、役員功労者表彰などが行われた。

 あいさつで山岸会長は「新型コロナウイルス感染症により、昨年度の協会事業は、予定された多くの事業で支障が生じたり中止を余儀なくされたが、3密を避けマスクの着用や消毒などの感染対策と創意工夫で、研修会など必要な事業を会員の協力により行うことができた。本年度もコロナ禍にあり厳しい状況だが、経営基盤の確立に向けた発注機関との意見交換や技術力向上のための研修会など鋭意取り組んでまいりたい」との考えを示した。

 本年度の事業計画は、品質確保の促進と技術力向上を図るための技術研修会をはじめ、安全衛生管理や職場環境の改善を進め、測量設計業の経営基盤の安定と健全な発展、社会的地位の向上を目指す。具体的には業界の魅力発信に資する広報活動や測量士等資格取得事業と技術力向上研修事業の実施、地籍調査に関する県農地部との意見交換、県が開催する研修会などへの講師派遣、災害応援協定未締結市町村との締結推進、国土交通省などへの要望活動・意見交換などを予定している。

 なお、総会終了後には表彰式が行われ、役員功労者表彰では、副会長を2期4年、理事を9年務めたナルサワコンサルタント代表取締役会長の飯塚正俊氏と、理事を6年務めた山田設計代表取締役社長の山田勝氏の2人が受賞した。また永年勤続者表彰は、12社14人が対象となった。さらに、同協会の副会長を務める佐治力氏(新潟県上越国土測量)が、監事9年、副会長5年にわたる協会役員としての功績が認められ、全国測量設計業協会連合会の会長表彰を受賞。山岸会長から表彰状が伝達された。

【写真=山岸会長、協会に貢献した関係者の表彰が行われた]

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