嬬恋村は2021年度、消防分団のポンプ車倉庫2棟を建て替える。対象は大笹地内の第2分団と鎌原地内の第8分団。設計および施工監理業務を施設ごとに月内に委託する。委託方法については詰めている段階。工事も施設ごとの発注となり、9月ごろの指名通知を予定している。22年1月ごろには、既存施設の解体工事もそれぞれ発注する。
当初予算では委託料500万円、建築工事費6100万円、解体工事費500万円を確保している。
建て替えは施設の老朽化対応として計画。新施設の規模は2棟ともに、W造2階建て、延べ床面積80㎡程度を想定している。施設内は1階がポンプ車の車庫。2階部分に休憩室やトイレなどを設置する。建設地はいずれも同地内の村有地を対象としている。
これまでも、耐用年数を超えた施設について建て替え工事を実施している。20年度は第3分団の工事を上坂建設(嬬恋村)、第4分団の建て替えは干俣建設工業(嬬恋村)が行った。
既存施設は第2分団、第8分団ともにW造2階建て、延べ床面積75㎡。新施設の完成後に解体する。
22年度以降も施設の耐用年数や状況、地元要望をもとに建替工事を推進する。