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山梨県甲斐市

発電所造成に2億円 甲斐市補正案

2021/06/08 山梨建設新聞

 甲斐市は6月補正予算案を発表した。木質バイオマス発電所用地造成費2億300万5000円、西八幡公園テニスコート人工芝改修工事費3831万3000円などを計上した。

 発電所用地の造成は、双葉スポーツ公園(岩森地内)北側の農地など約2・2haの造成。設計はハヤテコンサルタントに委託しており、現在設計中。8月までに入札を終え9月市議会での施工契約承認を目指す。

 テニスコート人工芝改修は、老朽化により剥げた箇所などが目立つようになったため張り替える。コートは5面あり、人工芝の面積は2980㎡。現在は砂入り人工芝を使っており、新しい芝も同様の素材になる見込み。補正予算可決後、早々に発注し、年内の工事完了を目指す。工事期間中は施設の利用を停止する。芝以外の設備はそのまま使用する。財源にスポーツ振興くじの助成金を活用。同市で同助成金を活用するのは初めて。

 このほか同予算案には、マイナンバーカードを取得した中学校3年生にマイナポイントを進呈するための経費とシステム改修にかかる経費計1034万7000円、マイナンバーカードを図書カードとして利用できるよう図書館システムを改修する経費など332万3000円を計上した。

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