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新理事長に横田氏(柏崎)/県電気工事工業組合が総会開く

2021/06/09 新潟建設新聞

 新潟県電気工事工業組合(組合員数794人)の第73回通常総代会が3日、新潟市内のANAクラウンプラザホテル新潟で開かれ、任期満了に伴う理事と監事の選任では新役員候補が示され、その後の理事会において横田良英氏(柏崎支部)が新理事長に選出された。

 総会は新型コロナウイルスの感染防止対策から、永年勤続表彰など表彰式を見送るなど参加人数を制限して規模を縮小して開催した。

 総会では、昨年度の事業報告や本年度の事業計画案が原案通りに承認された。それによると昨年度事業は、10年先を見据えた組合組織のあるべき姿について執行部に対し若手が提案する組織として新潟版ワーキンググループ(新潟県工組タスクフォース)が発足した。さらに、担い手確保の観点から女性ワーキンググループを立ち上げ、女性の視点から電気工事業についてさまざまな意見交換などの活動を行った。

本年度事業は、昨年度に引き続き、充実した情報の発信と共有に努め、魅力ある業界を目指すべく、引き続き電気系教育・訓練機関の学生との交流事業や人材育成に関するセミナーの開催、省エネなどの調査研究、担い手確保のための調査・検討などに取り組む。具体的な活動としては、県青年部創立40周年記念事業を開催するほか、来年度の東北ブロック会員大会の検討を行うなどとした。

 昨年度の受注事業のうち点検業務は、公共施設の競争契約導入などにより1426万円と、毎年減少が続いている。引込線事業収入は住宅着工の低迷により7億1907万円と前年度よりも大幅に減少。調査業務事業のうち竣工調査は加茂市の街路灯LEDがあったが住宅着工の低迷で大幅に減少。定期調査は計画通りの進捗だった。

 本年度から2カ年の役員体制は次のとおり。※敬称略

 ◇理事長=横田良英(英電社、新任)

 ◇副理事長=吉田徳治(第一建設工業、新任)、宮下嘉克(宮下電設、新任)、水嶋光彦(水嶋電気工事、新任)

 ◇常務理事=斎藤賢(共栄電気、新任)、工藤健生(コウデン)、遠藤利行(北越電業)、渡邉正志(デンコー)、本間好夫(本間電機工業)、原田和広(協電舎)、藤澤博忠(藤沢電機、新任)、関雅生(丸万電機、新任)、横山弘文(コイデン)、柳貢(柳電機商会、新任)、中務浩(中務商店)

【写真=横田理事長、総会のもよう】

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