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群馬県前橋土木事務所

前橋土木が上毛大橋で補強工事を継続

2021/06/10 群馬建設新聞

県前橋土木事務所は県道南新井前橋線の上毛大橋補修に取り組んでおり、2021年度は2件の工事発注を予定している。補強炭素繊維による補修を想定し、それぞれ9月ごろに条件付き一般競争入札で公告する。

1998年に架設した同橋は利根川を跨いで前橋市川原町と吉岡町大久保をつなぐ。12径間で橋長638m、全幅21・8m。上部工は6径間連続PCラーメン箱桁橋と単純PCポステンT桁橋、5径間連続RC中空床版橋で構成されている。

21年度はPCラーメン箱桁橋部分のうち右岸側から3径間目を施工。1件を3径間目の上流側箱桁内とし、一方は中央箱桁内を対象とする方向で施工数量などを調整している。20年度に実施した工事には◇下地ケレン工◇炭素繊維シート接着工◇アンカー工◇単管足場◇単管傾斜足場◇ひび割れ補修工-などが盛り込まれた。設計は中央コンサルタンツ(愛知県名古屋市)が担当した。

同橋補修工事は19年度末に初弾工を発注。橋全体を工区分けし、段階的に進めてきた。22年度以降も継続して取り組む。

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