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新潟県胎内市

7~8月にもプロポで 県外業者参加も視野 中条小建替え設計業務

2021/06/11 新潟建設新聞

 胎内市は、中条小学校の建て替えに係る設計業務を7~8月に公募型プロポーザル方式により発注する予定で準備を進めている。参加資格要件では県外業者の参加も視野に入れ調整を行っているもよう。順調なら秋以降に基本設計に着手し、2021・22年度で基本および実施設計を行い、23年度から一部工事に取り掛かる。

 中条小学校(大川町16-56)は南と北校舎の2棟構成。南校舎は1962年に完成、83年に改修を実施。一方北校舎は72年に建設された建物。老朽化していることから耐力度調査を行った結果、ともに耐震基準を下回っていると判断されたため別棟の図書館も含め解体し、全面建て替えを行うこととなった。

グラウンドについては新校舎完成後に改修工事を予定。体育館は比較的新しい建物のため、そのまま活用する方針。

 既存の南校舎(管理・教室棟、理科室)は、RC造3階建て、延べ床面積2403㎡。北校舎(教室、特別教室棟)がRC造3階建て、延べ床面積2498㎡。

 本年度予算に設計業務委託費として2022年度までの債務負担行為1億5400万円(限度額)を設定。本年度は7000万円を投じ事業を進める。

 総事業費に30億円程度を見込んでいる。

【写真=全面建替を計画する中条小学校】

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