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(福)新潟みずほ福祉会

公募型プロポで来月発注 市内本・支店条件 みずほ園、みのり園設計

2021/06/16 新潟建設新聞

 【新潟市西区】社会福祉法人新潟みずほ福祉会(和田晋弥理事長、新潟市西区みずき野1-6-11)は、西区内で運営する障害者支援施設「新潟みずほ園」および「みのり園」の建て替えに伴う設計業務を来月5日に公募型プロポーザル方式で発注する見通しだ。順調なら9月8日にプレゼンテーションを実施し、翌9日に設計者を特定する。

 新潟みずほ園、みのり園ともに老朽化していることから2棟合わせて建て替えを行う。両施設は隣接して建てられている施設。同法人が所有するみずほ園、みのり園の敷地内で整備を行う。想定する規模、構成等については公告の中で明記するとしているが、具体的な整備内容は設計の中で提案してもらう方針。

 参加資格要件は、新潟市内に本店、支店が所在する者、1級建築士事務所の登録を行っている者を対象とする見通し。

 既存の新潟みずほ園(西区小見郷屋107-2)の規模は、RC造一部2階建て、延べ床面積2847㎡。一方、みのり園(西区藤野木51)は、RC造平屋建て、床面積2467㎡。ともに新施設完成後に解体して更地にし、今後の別の事業等で活用したい考え。

 工事の着手時期は、国の補助金を活用して整備を進めるため、内示次第としているが、早ければ2023年度の着工を予定する。

 なお、同法人では設計業務のプロポーザルは今回が始めての試み。将来的な運営のことや今後の事業における効率化などについて、いろいろな提案を募りたいとし、このたび同方式で発注する運びとなった。

【写真=新潟みずほ園、みのり園】

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