見附市は、本年度から請負工事の成績評定要領を見直した。対象となる工事の請負金額を３００万円から５００万円（建築電気設備工事・機械設備工事は３００万円）に改めたほか、評定者を２人から３人体制に変更。評定方法では、施工プロセスを重視する項目を新たに追加した。さらにこれまでなかった評定の修正項目を加え、申し出があった場合に修正が行えるようにした。

　請負金額の引き上げは、新潟県や他自治体の設定額に合わせたもので、手間が掛かる提出書類の簡素化にもつなげる。

　また客観性や透明性を高めるため、監督員と検査職員の２人だった評定者に担当係長を追加している。

　評定方法では、施工プロセスのチェックリストを導入し、確実な評価ができるよう配慮した