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群馬県下水環境課

県下水環境課が広域化・共同化の計画策定を推進

2021/06/18 群馬建設新聞

県下水環境課は汚水処理の広域化・共同化に向けて、2021年度も市町村と協議を進める。年度中に計画として具体化。22年度に改定を予定している県汚水処理計画の一部として盛り込むことを目指す。

近隣市町村の処理施設統合による広域化や事務・維持管理の共同化による汚水適正管理の維持が目的。18年度に県市町村を構成員として汚水処理促進協議会を設置し、検討を進めている。

検討は、県内を◇県央(前橋市・高崎市・渋川市・藤岡市・富岡市・安中市・榛東村・吉岡町・甘楽町・玉村町)◇西毛(上野村・神流町・下仁田町・南牧村)◇吾妻(中之条町・長野原町・嬬恋村・草津町・高山村・東吾妻町)◇北毛(沼田市・片品村・川場村・昭和村・みなかみ町)◇東毛(桐生市・伊勢崎市・太田市・館林市・みどり市・板倉町・明和町・千代田町・大泉町・邑楽町)-の5ブロックに分けて実施している。

20年度は各ブロックで広域化・共同化について複数の方法をあげ、具体的な計画となるよう協議を行った。21年度も継続し、さらに具体化して年度内にまとめる方針。作業は日水コン(東京都新宿区)が担当している。

広域化・共同化を加えることになる県汚水処理計画の改定は、22年度で前回から5年が経過するために実施。広域化・共同化だけでなく、下水道と合併処理浄化槽を最適に配置するため下水道整備予定区域の変更などについても検討する。

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