新潟県火薬類保安協会(植木義明会長)の本年度通常総会が17日に新潟県建設会館で開かれ、任期満了に伴う役員改選で植木会長の再任が全会一致で承認された。
植木会長は「火薬は生活や事業に重要な役割を持つと同時に、取り扱いを誤ると甚大な被害をもたらす事故につながる。火薬類取り扱いの安全意識と技術の向上に役立つ啓蒙活動の充実強化に努める」とし、参加者へ協力を求めた。
総会議事では、本年度事業計画および収支予算の報告などが行われ、本年度事業計画では保安教育講習会事業は新型コロナウイルス感染症の予防対策として本年度も引き続き全国統一の自宅学習方式とするほか火薬類の保安に関する情報の収集と提供に努める。7月には甲・乙種火薬類取扱保安責任者試験のための準備講習も実施する。
また長年にわたり火薬類の保安確保と保安技術の向上に努め、模範となる保安功労者2人・優良従事者5人を表彰した。
本年度の会長表彰受賞者は次のとおり。
◆保安功労者
◇山田新一(NNCエンジニアリング)◇柿崎充(福田石材)
◆優良従事者
◇市川聡(イシザカ)◇鈴木洋一(嵐北商事)◇加藤隆志(デンカ青海工場)◇茂田井義智(前同)◇八雲淳一(加賀田組)
【写真=役員改選議案など審議】