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新潟亜鉛工業と進出協定 村松工業団地に新工場で

2021/06/23 新潟建設新聞

 五泉市と溶接、鉄工金物加工などを行う新潟亜鉛工業(河崎修治郎代表取締役社長、新潟市東区大形本町)は22日、五泉市村松工業団地進出協定調印式を執り行い、協定書の調印を交わした。

 伊藤市長は感謝の意を述べた上で「この進出が雇用の拡大、地域経済の活性化に寄与するものであると確信している。市としても今後事業が円滑に進められるよう精一杯支援してまいる所存」とあいさつ。

 新潟亜鉛工業の河崎代表取締役社長は「村松工業団地への進出はアクセスや地盤の良さが決め手」と述べるとともに「少しでも地域経済の活性化に貢献できるよう精進してまいりたい」と進出への意欲を語った。

 計画では、同社のグループ会社で製缶加工等を手がける池田製作所(池田一志代表取締役社長、加茂市五反田894-2)が、加茂市にある3つの工場を1つに集約し、経費削減や会社全体の統制などを図ることを目的に、村松工業団地内に工場を新築する。規模はS造平屋建て、床面積3000㎡を想定。取得面積は約1万3000㎡。本年度は用地売買契約、設計業務を進め、2022年春の着工、同年10~11月の操業開始を目指す。

 設計・施工は阿部建設(新潟市秋葉区)に内定しており、今後正式に契約を交わすとしている。

 新規雇用に10人程度を見込む。

【写真=調印を交わした河崎社長(左)と伊藤市長】

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