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埼玉県電気工事工業組合

工業高校生ものづくりコンテストを開催

2021/06/24 埼玉建設新聞

 埼玉県工業教育研究会は19日、2021年度埼玉県工業高校生ものづくりコンテスト電気工事部門をさいたま市北区の埼玉電気会館5階大会議室で開催した。大会は、埼玉県電気工事工業組合(沼尻芳治理事長)が競技会場・競技用材料・賞品の提供、審査員として青年部会(赤池忠徳会長以下4人)が参加するなど、コンテストを全面的に支援しており、今回で17回目となる。

 開催にあたり、県内工業高校の先生で構成する埼玉県工業高校校長会の清水雅己会長(県立大宮工業高校校長)は「参加選手の皆さんが日ごろの学習の成果を、いかんなく発揮できますのは埼玉県電気工事工業組合様からのご支援によるものです。ご協力をいただきました皆さま方には本当にありがとうございます。生徒の皆さんは、けがのないよう、安全に作業を進めて日ごろの成果を発揮して下さい」などとあいさつした。

 続いて、沼尻芳治理事長の代理として出席した加藤宗一副理事長が「ものづくりコンテストでは04年から協力させていただいておりますが、このような舞台を整えていくサポーターとしての役割は大変大きいものと考えており、今後も工業高校生との交流の場を設け、電気工事業界に興味を持っていただきたいと思っております。本日参加される選手の方には、今までの努力の成果をいかんなく発揮されることを願っております」などとあいさつした。

 その後、担当教諭から競技上の注意事項の説明があり、競技が開始された。競技内容は、合板パネル上に配線図で示された低圧屋内配線工事を指定された材料と工具を使用して制限時間内(100分)に施工するもので各選手は、日ごろの成果を十分に競い合った。

 コンテストの結果は、最優秀賞に川越工業高等学校3年生の山﨑良太さん、優秀賞は熊谷工業高等学校3年生の高野恭介さん、優良賞が秩父農工科学高等学校3年生の島﨑陽向さん、特別賞は久喜工業高等学校3年生の鵜飼太陽さんが入賞、加藤副理事長が健闘を称え、入賞者4人に表彰状とメダルを贈呈した。


【写真=集中して競技に臨む、大会関係者一同で記念撮影】

集中して競技に臨む 大会関係者一同で記念撮影

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