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栃木県真岡市

真岡市、新給食センター本体入札23年3月設計プロポ公告、設計と厨房機器のグループ参加申請26日まで

2021/07/03 日本工業経済新聞(栃木版)

 真岡市は、新第1学校給食センターの設計と厨房機器導入業務の公募型プロポーザルを公告した。参加申請書を26日まで第1学校給食センター(東郷496-1)に持参または郵送(必着)で受け付ける。審査結果は10月13日に通知する予定。提案上限額(税込み)は設計4500万円、厨房機器導入4億5500万円。実施要領で示した整備スケジュールは2022年3月に基本設計、23年2月に実施設計を完了し、3月に建物工事を入札。23年4月から着工し、24年12月に竣工。試運転期間を経て25年4月からの供用を予定している。

 プロポーザルの参加形態は設計者1社と厨房機器業者1社のグループ(事業組織体)。参加要件は市入札参加資格者名簿(建築関係建設コンサルタント・建築一般または物品および役務・厨房機器)に登録など。

 1次審査は8月19日までに提出する実施体制提案書を基に行い、3者程度を選定。企画提案書は9月16日までに提出。2次審査(プレゼンテーション)は10月6日に実施する予定。

 新センターは調理食数1日5000食程度(アレルギー食100食程度)、稼働日数は年190日程度。施設はS造一部2階建て延べ床3000平方m以内。建物本体の概算工事費は17億円以内(厨房機器価格、厨房機器取付工事、外構工事費含まず)。

 建設地は芳賀地区広域行政事務組合南側(下籠谷4396ほか)。敷地面積9246平方mで建設地の一部は組合が駐車場として利用。市道3387号線が接道し、西側には国道408号バイパス(鬼怒テクノ通り)が南北に縦断している。

 市は施設規模を決定する際、市全体の学校給食体系をもとに検討。提供食数は第1給食センターを5000食に設定。第2給食センター(大根田1549)は現在の1350食から2000食に増やすため調理設備を改修する。

 第2センターの改修費は概算で2億2853万4000円。これに第1センターの整備費、運営費、修繕費を加えた総事業費は125億5623万9000円となる。

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