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群馬大学がしらぎく棟で改修工事

2021/07/07 群馬建設新聞


群馬大学は前橋市内にある群馬大学医学部附属病院内にあるしらぎく棟で、内部のリニューアル工事を計画している。これから随意契約で設計業務を委託。まとまり次第、建築・電気・機械の3分離で工事を発注する。いずれも一般競争入札で9月末ごろの公告となる見通し。同施設の1~3階部分の個室および共用部分を改修し、新たに病院事務局としての機能を配置する。

しらぎく棟は看護師宿舎として、1970年度に建設した。宿舎としての用途は廃止しており、病院利用者や医師などの一時的な宿泊施設として利用されている。群馬大学医学部附属病院の北東部に位置する。

建物規模はRC造6階建て、延べ床面積2229㎡。このうち、1~3階の約900㎡で改修工事を実施する。個室および共用部分をリニューアルし、病院の事務局機能を新たに設置する。4~6階は施工対象外となっており、引き続き臨時の宿泊施設として利用を続けることとしている。

設計業務はこれから着手。外注する方針で検討が進められている。プロポーザル方式での委託は予定されておらず、随意契約による委託が濃厚となっている。月内にも業務委託を行い、作業がまとまり次第、工事発注に移行することになる。詳しい施工内容については同業務で検討を行う。

工事は建築・電気・機械の3分離発注とする方針。いずれも3500万円未満を見込む。工期は約5カ月を想定。これから設計に着手することから、公告時期は9月下旬ごろ、契約は10月ごろとなるもよう。

同校はこのほかに、荒牧キャンパス10号館で外壁・防水改修工事を行う方針。また、病院内の中央診療棟・南病棟無停電電源装置における蓄電池更新も計画している。いずれも9月までに一般競争入札を公告する見通し。

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