越谷市は「新川都市下水路築造工事3-1」を28日、または8月18日に公告する。準備が長引いた場合、次いで同月25日が候補日。2020年度に引き続き地盤改良、ボックスカルバート布設を進めるほか、施工延長上に位置する市道橋の撤去も予定している。布設延長に関しては当初計画15mから半分程度まで短縮するよう調整する。
工事場所は新川町1丁目地内の県道324号蒲生岩槻線沿い。新川町1-186-2地先の市道60178号線が通る橋周辺に当たり、下水路の県道寄りにカルバート布設を進めている。
ボックスカルバートは内空3500×2500の規格を使用。橋梁(床版延長約7・2m、幅員6・35m)を撤去し、最終的には布設するボックスカルバート上を通行できる形に整える。
19・20年度発注時は総合評価方式による事後審査型一般競争入札を公告し、2件とも山崎建設が落札。土木A・B級の市内事業者を対象とした。工種は管路土工、ボックス基礎工、管理用人孔工ボックス接続工、補助地盤改良工、管路土留め工、作業道路工、角落とし撤去再設置など。
21年度施工範囲の設計は、東朋エンジニアリング川口営業所(川口市、℡048-223-0315)が19年度にまとめた。