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小柳建設が建設DX人財育成に新潟工科専門学校が連携

2021/07/15 新潟建設新聞

 小柳建設は6日、建設DXの先端技術を活用する人材の育成へ新潟工科専門学校と産学連携協定を締結した。同社が開発を進める「Holostruction(ホロストラクション)」技術を中心とした建設DX(デジタルトランスフォーメーション)における先端技術を活用する人材の育成活動を相互に協力。2022年4月に同校が新設を予定する建築デザイン科「VR・デジタルコース」で連携が開始される。近年の新型コロナウイルス禍で、新潟工科専門学校がHolostructionに興味を持ったことがきっかけで、産学連携協定が実現した。

 同日の締結式で、小柳建設の小柳卓蔵社長はHolostructionについて「もともと教育現場に置ける活用は、視野に入れていた」とし「教育現場と実際の建設現場の間で、齟齬(そご)が生じている部分もあったが今回の連携を通して、これからを担う優秀な『人財』を共に作り上げていきたい」と述べ、同校の仁多見透校長も「教育現場においても今後、一層求められるデジタル技術を活用できる『人財』を育成する必要がある」と意欲を語る。

【写真=協定を交わす小柳社長(左)と仁多見校長】

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