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絵本と車いすを贈呈 地域貢献で木崎小に/NIPPO

2021/07/21 新潟建設新聞

 NIPPO(吉川 芳和代表取締役社長、東京都中央区京橋)は、このほど地域貢献事業の一環として新潟市立木崎小学校(新潟市北区木崎2973)に車いす1台と絵本22冊を寄贈した。16日に同小学校で贈呈式が行われ、菅原香代教頭立ち会いのもと、NIPPO新潟出張所の小沼幸訓氏から児童へ目録が手渡された。

 

 贈呈式でNIPPOの小沼氏は「木崎小学校近くの新新バイパスの工事を請け負っている経緯もあり、今回福祉活動の一環として絵本と車いすを贈呈させていただいた。木崎小学校は避難場所に指定されているので、いざという時にも車いすを活用してもらいたい」とあいさつ。

 児童を代表して目録を受け取った藤田光稀くんは「こんなにたくさんの絵本をありがとうございます。いっぱい本を読ませていただきます」と述べ、加藤海碧(みあ)さんは「車いすは、けがをした人や具合が悪い人に使わせていただきます」とお礼の言葉を述べた。

 また児童から感謝状が贈られ、受け取った同社の上村和孝氏は「絵本は夏休みに活用していただき、車いすは車いすでの来校者や体験学習などの際に使用してください」と話した。

 同席した菅原教頭は「うちの小学校には今まで1台も車いすがなかったのでとてもありがたい」と感謝の意を述べた。

 同社は、このたび木崎小学校に車いすと絵本を寄贈。絵本はNIPPOに関連する道路関係の「道路のひみつ」や小学生に人気のある本をセレクト。また低学年用、高学年用などをそろえ全児童が楽しめるような心遣いも見られた。

 NIPPOおよびグループ関連会社は、健康づくりの一環としてウォーキングイベントを実施。事業所ごとに歩数を競わせ、上位事業所に寄贈用の車椅子などを贈呈している。今回同社も上位に入ったことから、地域への貢献活動の一環として寄贈を行った。

【写真=NIPPOの小沼氏が児童に目録を贈呈、児童から感謝状を受贈する上村氏】

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