さいたま市の都市計画審議会は、民間企業が岩槻区横根地内に整備を計画している産業廃棄物中間処理施設の敷地位置を承認した。事業者は産廃処理業のショーモン(さいたま市)。設計業務にTFA一級建築士事務所(さいたま市、電話048-876-0110)が参画している。具体的な工程を今後調整する。
現在のショーモンさくら工場をリニューアルする。許可した整備範囲は岩槻区横根字相野谷2-1(地番)ほか地内。東北自動車道岩槻インターチェンジ(IC)南側、東楽園通り東側に位置している。敷地面積が4033・51㎡。
S造平屋、建築面積1663㎡、床面積1377㎡、最高高さ9・95mの産業廃棄物処理施設を整備する。プレハブ造2階建ての事務所棟(建築面積66・63㎡、延べ床面積131・99㎡)も併設する。
想定している1カ月の処理量は可燃物410t、金属くず160t、不燃物500t。
周辺では、市のサーマルエネルギーセンター整備や、老人福祉センター東楽園の建て替え計画などが進んでいる。