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埼玉県さいたま市

さいたま市が市有建築物8棟を移転や解体

2021/08/30 埼玉建設新聞

 さいたま市は、市有建築物計747棟の耐震性状況(4月1日時点)を発表した。耐震診断の結果、耐震性が確保されている「ランク1」と判定したのは153棟。586棟が耐震改修済みとなっている。移転・解体を決めた4棟の予定や、耐震性が十分でない「ランクⅡ」(耐震性がやや劣る)の1棟、「ランクⅢ」(耐震性が劣る)の3棟についての今後の対策も示した。

 改修以外で耐震対応する8棟の予定・対策は次のとおり。

【解体・移転】

 ▽六日町山の家=2021年度解体開始▽旧大宮区役所東館=新庁舎に機能移転済み。9月から解体準備予定▽旧大宮区役所本館・南館=新庁舎に機能移転済み。9月から解体準備予定▽市民会館うらわ=浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発の施設建築物に移転する方針

【ランクⅡ】

 ▽食肉中央卸売市場懸肉室・冷蔵庫棟=移転再整備を決定

【ランクⅢ】

 ▽市民会館おおみや=22年4月1日に大宮駅東口大門町二丁目中地区第一種市街地再開発の施設建築物に機能移転▽食肉中央卸売市場と室棟=移転再整備を決定▽農業者トレーニングセンター事務所兼研修施設=22年度以降解体。農業交流施設整備に基づき農業交流施設内に一部機能を移転予定。

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