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埼玉県さいたま市

さいたま市の岩槻橋架替えが仮橋段階

2021/09/03 埼玉建設新聞

 さいたま市は、元荒川上を横断している岩槻橋(岩槻区南平野3丁目ほか)の架け替え計画で既設橋撤去に関する設計を年度内にまとめる。11月から、仮橋建設(施工者選定済み)に先行着手。来年5月~7月にも建設を終え、仮橋に道路交通を迂回させるとみられる。その後、既設橋撤去、新橋架設、仮橋解体の順にプロジェクトを進行させる。

 架け替え後の岩槻橋は橋長79m、幅員16m、2径間連続プレビーム合成桁、逆T式橋台・壁式橋脚(PHCくい基礎)の規模・構造を見込む。現道を拡幅する「都市計画道路岩槻中央通り線」整備の一環。

 既設橋は車道橋(橋長76・2m、幅員5・5m)と側道橋(橋長80・2m、幅員2m)で構成している。その下流側に設置する仮橋を佐伯工務店・ハギワラJVが今後施工する。続く既設橋の撤去に向け、設計業務を日本工営北関東事務所(さいたま市、電話048-647-8411)に委託済みだ。

 本年度は岩槻橋事業用地舗装工事を入札公告し、TOYOKENが1066万5000円(くじ引き)で落札している。

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