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埼玉県小川町

小川町 小中学校跡地活用事業予定者7社名乗り

2021/09/16 埼玉建設新聞

 小川町は、2022年4月閉校予定の東小川小学校(東小川2-21)と旧上野台中学校(東小川2-22)の敷地・建物の利活用に向けた事業計画を策定する。利活用事業に参画予定の企業は、すでに7社が内定している。本年度中に計画をまとめ、事業予定者と正式契約する。

 東小川小は、校舎を残した状態での利用を検討。交流エリア(都市・企業・地域)と防災エリアに位置付けている。

 旧上野台中は建物部分をレンタルオフィス、介護士・システムエンジニア養成スクール、イベントスペースなどに転用する。ほか敷地を「移住促進」、「子育て支援」、「福祉・介護」、「交流」、「2拠点居住」の5エリアに区分し活用を図る。

 事業予定者は▽インフィック(東京都千代田区)▽まごころ介護サービス(静岡市駿河区)▽Carecon(東京都渋谷区)▽クラフティ(東京都新宿区)▽センティード(小川町)▽フージャースコーポレーション(東京都千代田区)▽良品計画(東京都豊島区)――の計7社。

 町は、8月24日に第1回地域再生協議会を開催。今回の跡地利用イメージなどを明らかにした。

 両校は、再整備の検討が進む東小川住宅団地の近隣公共施設の一つ。団地再生を契機に、周辺の学校跡地も含めた大規模なまちづくりに乗り出すことにした。

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