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埼玉県草加市

草加市が22年度以降も葛西用水路で護岸改修

2021/09/21 埼玉建設新聞

 葛西用水路護岸改修を進める草加市は、2022年度以降も100m程度の工事発注を予定している。近く設計作業に入る工事予定現場では、絶滅危惧種に指定されているキタミソウが群生している点が特徴。施工業者は群生状況を踏まえ、河床に悪影響を与えない工法などの工夫が求められる。現時点で工事費用は本年度予算額1億5950万円と同程度を想定している。

 工事場所は青柳二・三丁目。青柳公園付近から上流側に向かう延長170mについて設計作業を進める。業務は水工技建コンサルタント草加営業所(草加市、℡048-960-0837)が落札した。

 本年度発注時の入札参加要件には市内土木工事業者で、格付A級などを求めた。20年度については「水辺環境整備工事(葛西用水路・修景護岸工)1工区」をナガヤス工業・村木建設JVが1億875万1000円、「道路改良工事(市道2017、20241号線)および水辺環境整備工事(葛西用水路・左岸修景工)2工区」を新日本建設工業が7769万円で落札している。

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