県農地部は、上越市青野地区の区画整理22・３haに本年度から新規事業着手した。２０２６年度までの６カ年に７億１７００万円を投入する。地区内の用水路は管水路とベンチフリューム、排水路は管水路および排水フリュームを整備する。

　本年度は、青野地区Ａ１００・２haと１期地区Ａ26・４haの実施設計を発注する予定。

　各工事費は▽整備工22・３ha＝９２００万円▽道路工Ｌ３・６km＝２３０万円▽用水路工Ｌ３・３km＝１億４０００万円▽排水路工Ｌ２・８km＝１億５６００万円▽暗渠排水工22・３ha＝７６００万円―を見込む。

　標準区画は１・００ha（２００ｍ×50ｍ）、道路は支線が全幅６・０ｍ（砂利舗装幅５・０ｍ）、管理道路が全幅５・０ｍ（同４・０ｍ）で計画する。

　同地区の用水路は二次製品と三方コンクリート等で、老朽化や脆弱（ぜいじゃく）化が著しく、水管理や維持管理に多大な労力を費やしている状況。排水路も老朽化と脆弱化が進行している。