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新測協の若手技術者15人がフライト体験/UAV写真測量実技研修会

2021/09/25 新潟建設新聞

新潟県測量設計業協会(山岸陽一会長)は21日、新潟市内で若手技術者を対象にUAV写真測量実技研修会を開いた。当日は会員企業から15人が参加。UAV写真測量に関する基礎や操作方法を学んだほか、機体のフライト体験にも挑んだ。

この研修会は県が補助する「新潟県建設産業マンパワーアップ総合支援事業」を活用し、測量設計業界を担う若手技術者の育成を目指して2018年度から開始。本年度は4回目の開催となり、講師は協会の賛助会員である金井度量衡が務めた。

コロナウイルス感染拡大の影響から、座学は17日にウェブ形式で開催。21日は実技を新潟市西区にある山田河川敷公園駐車場脇にある広場で行った。

 実技研修に先立ち、同協会の荒井隆二副会長(荒井測量設計)は「この研修会で学んだUAV写真測量、さらにはUAVレーザ測量の実践的な技術力と知識を各職場に持ち帰って、これからの仕事に存分に発揮され、ますますご活躍されますように」と研修が有意義なものとなるよう期待した。

実技研修は最初に、金井度量衡取締役で、KANAI DRONE SCHOOL校長の吉田雄一氏が、対空標識の配置や測量、GSCによる飛行ルートやカメラの設定を説明。その後、参加した15人をパイロットとカメラオペレーターの2人一組の8班に編成し、事前に作成した飛行計画に沿ったUAV写真測量の体験フライト、UAV搭載型レーザスキャナの見学などが行われた。

【写真=実技前の説明を聞く参加者、フライト体験を行った】

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