日本道路建設業協会北陸支部(海野正美支部長)は22日、新潟市内の新潟ユニゾンプラザにおいて2021年度の舗装施工管理技術者技術講習を開いた。
この技術講習は、刻々と進展する舗装技術に対応するため5年ごとの登録更新を行うとともに、最新の舗装技術の知識と技術の習得を目的に、主に登録更新予定者を対象に毎年開催している。新潟市での開催は今回で4年目となり、当日は31人が参加した。
講義に先立ち、海野支部長は協会の事業について「道路インフラの整備を促進し、適切な維持管理を進めるとともに、災害からの復旧・復興に最善の努力を果たすことを使命とし、さらに道路建設事業の社会的評価の向上に向けさまざまな活動を行っている」と活動の意義を強調し、支援を呼び掛けた。
その後、講習へと移行し、北陸地方整備局道路部道路情報管理官の松永和彦氏が「舗装事業を取り巻く社会・経済情勢と各種制度」を説明。さらに日本道路建設業協会の小笹一彦氏と石垣勉氏が舗装工事の安全対策や最近の舗装技術の動向を話した。
【写真=海野支部長、31人が最新の舗装技術を学んだ】