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群馬県富岡市

富岡市は北部運動公園東ゾーン再整備計画案を示す

2021/09/28 群馬建設新聞

富岡市は27日、北部運動公園東ゾーンの再整備計画案を明らかにした。A・B・Cの3つのエリアに遊具を新設するほか、水遊びエリアやバリアフリー園路、トイレ2カ所の整備を計画する。2022年度に工事着手し、24年度完了を目指す。22年度はAエリアや水遊びエリア、バリアフリー園路、トイレ1カ所を整備する方針。総工費4~5億円を見込む。整備計画図の作成や工事費の算出は日都産業(東京都杉並区)が手掛けた。

富岡市民体育館(上黒岩1377-1)東側にある、もみじ平総合公園陸上競技場の外周にA・B・Cエリア、体育館南側は水遊び場エリアやバリアフリー園路を整備する。Aエリア西側とCエリア東側にはプレハブトイレの新設を計画する。

Aエリアは乳幼児を対象に◇ベンチ付き葉っぱの日よけ◇おはなのスロープ◇かいこすべり台◇たっちカウンター◇くるくるパネル◇まゆの小山◇ぴょこぴょこパネル◇ぞうスライダー◇アーチブリッジ◇ポケットウォール◇ぱんだのウェーブスライダー◇アーチラダー◇ネットスロープ◇吊り橋◇ひょうのロッククライム◇ワイド階段◇ベンチパネル◇わにの平均台◇グループスイング付きぶらんこ-などを計画する。

水遊びエリアには、ずぶぬれ水遊びゾーンとミストゾーンを配置する。ずぶぬれ水遊びゾーンは不規則に水が噴出する6基の噴水を設置する。設置面は洗い出し舗装を施す。利用者がボタンを押すとミストが出るミストゾーンにはミストゲートのほか、首長竜や植物をイメージしたミストポールなどを整備。設置面はゴムチップ舗装となる。

バリアフリー園路はバスケットコート南側に位置する駐車場からAエリア東側に新設するトイレまでを結ぶ延長約70m。1・2mの幅員を確保し、インターロッキング舗装を施す。

Bエリアは児童向け遊具を整備。健康器具(あおぞらベンチ、ぶらぼー)や翼竜をイメージしたパーゴラ、日よけ付きベンチのほか、ブラキオサウルスやティラノサウルスなどをモチーフにした遊具、ロープウェイの整備を計画する。

Cエリアは、ユニットパーゴラや野外卓、手洗い場を設置し、休憩スペースとして整備する。

再整備に当たって、市民の意見や要望を整備内容に反映させるため、10月下旬にオープンパークを開催。完成予想図のパネル展示などを行う。

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