吉川市は維持管理費用が膨らむ屋外市民プールの廃止を検討している。市民コメントを経て正式決定する見通し。設備更新費用や用途転換も考慮したが、利用継続を断念した。廃止後の施設を残すことが困難であることから、今後取り壊すとみられる。
跡地(上笹塚1-62-1)の利活用に関しては未定。市民ニーズに応えられる代替施設を考える必要があると話すが、現時点で内部の打ち合わせなどは行っていない。
屋内・外プールの敷地面全体が1万3185㎡ある。そのうち、少なくとも3分の2以上を屋外プールが占める。
解体するとみられる施設の規模は流水プール(L192m、W6m、H1・1m)、起流ポンプ3基、幼児プール(L339・5m、W6m、H0・5m)、管理棟(RC造2階建て、延べ床面積615・93㎡)、機械室(ろ過装置、電気受電盤、機械操作盤)など。