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ブルドックソースで生産体制再構築へ

2021/10/05 群馬建設新聞



【館林】ソースなど調味料の製造販売を手掛けるブルドックソース(東京都中央区、石垣幸俊代表取締役社長)は生産体制の再構築を行う。鳩ヶ谷工場(埼玉県川口市三ツ和3-6-1)と館林工場(大新田町61-5)、関連会社イカリソースの西宮工場(兵庫県西宮市鳴尾浜1-22-6)の3工場体制から、館林工場と西宮工場の2工場に集約する方針。総投資額約85億円を投入して、館林工場において新棟建設や工場改修、生産設備の新設・移設、その他関連工事を行う。着工は2022年4月を予定しており、完成は23年12月を目指している。設計施工はキリンエンジニアリング(神奈川県横浜市)に発注している。

工事は新棟の建設、既存館林工場での改修、ソース類およびそのほか調味料類の生産設備新設・移設を行い、さらに鳩ヶ谷工場にある研究開発施設などの機能も移設する方針。稼働は23年度中を予定している。

同グループでは17年度、約28億円を投じて館林工場に新たな生産設備を導入し、ソース事業の拡充と事業領域の拡大を行った。この設備投資後の生産床面積は1万3600㎡となっている。

再構築は同グループの生産効率の向上、省力化、環境負荷軽減を図ることを目的としている。23年3月期を最終年度とする同社10次中期経営計画の基本方針の一つとして再構築を掲げている。資金計画については自己資金および金融機関からの借入となる。

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