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長野県河川課

135カ所に16億円/伊那39カ所、木曽32カ所/災害査定(第5次)

2021/10/27 長野建設新聞

 県河川課は10月19~22日に行われた「2021年発生公共土木施設災害第5次査定」の結果を明らかにした。対象災害は8月12~15日の豪雨。決定箇所数は135カ所、決定総額16億943万2000円。このうち県工事は78カ所11億4188万9000円、市町村工事は57カ所4億6754万3000円となっている。

 決定箇所数を建設事務所管内別に見ると、最も多いのは伊那管内で39カ所(県工事22カ所、市町村工事17カ所)。以下、木曽32カ所(県工事29カ所、市町村工事3カ所)、松本29カ所(県工事13カ所、市町村工事16カ所)、上田17カ所(県工事8カ所、市町村工事9カ所)と続く。

 また、市町村工事は申請額4億8265万5000円に対し4億6754万3000円が決定。工種別内訳は道路が10カ所8971万3000円、河川が47カ所3億7783万円。自治体別の決定件数は塩尻市が最多で16カ所。以下、辰野町13カ所、長和町8カ所、長野市5カ所の順。


■第6次実施中、予定箇所数134カ所

 第6次査定は10月26~29日の日程で実施中。予定箇所数は134カ所。その後も12月中旬にかけて5回に分けて行い、8、9月の大雨による査定は完了する。第7次以降の日程と予定箇所数は次のとおり。

 ◇第7次=11月9~12日、70~80カ所

 ◇第8次=11月16~19日、10数カ所

 ◇第9次=11月30日~12月3日、20~30カ所

 ◇第10次=12月7~10日、5カ所未満

 ◇第11次=12月14~17日、5カ所未満


【第5次査定決定箇所の設計概要は長野建設新聞ホームページの無料閲覧コーナーに掲載しています】

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