建設業労働災害防止協会埼玉県支部(島村健支部長)は26日、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで2021年度安全衛生表彰式を盛大に挙行した。
冒頭、島村支部長は「建設業における労働災害が長期的には減少しているものの、県内の死亡災害は昨年、ことしと依然として高い状況にある」と危惧。安全衛生活動のさらなる推進に向け「事業場には、昨年度より取り組んでいる『ヒヤリ・ハット活動推進運動 埼玉』の展開、実効あるリスクアセスメントの実施など、各種安全衛生管理活動の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。
その後、安全衛生表彰へと移行。事業場賞の9社、個人に贈られる功績賞の9人、職長賞の7人に対し、それぞれ島村支部長から表彰状と記念品が授与された。続けて、昨年度から推進している「ヒヤリ・ハット活動推進運動 埼玉」の概要説明が行われ、同支部の労働災害防止活動推進員の小谷野広道氏(初雁興業)が登壇し、運動の目的や実施方法などを解説した。
本年度の安全衛生表彰受賞者は次のとおり。(敬称略)
【事業場賞】
▽協同建設▽埼玉建興▽川村建設▽竹並建設▽関東建設▽栗原建設工業▽猪俣産業▽三建工業▽丸山工務店
【功績賞】
▽高橋正成(和光建設)▽杉本則和(大五興業)▽佐藤浩一(共栄建設)▽相原正史(寄居建設)▽草野浩二(小杉組)▽河野恵介(金杉建設)▽柿木由松(柿木興業)▽土屋真(清水アーネット)▽内田和利(秩父土建)
【職長賞】
▽笠水上幸弘(白戸工務店)▽井上武雄(河辺工務所)▽安藤豊(斉藤建設工業)▽藤井秀典(おぎでん)▽伊藤純(吉沢建設)▽梅澤文彦(富士見道路)▽関根克巳(宮前)