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稲村屋がPLANT5の遊休地に宿泊棟9棟

2021/11/09 新潟建設新聞

【刈羽村】福島県で廃炉作業に当たる作業員向けの宿泊施設などを運営する稲村屋(稲村光弘代用取締役、福島県広野町)はPLANT5刈羽店(刈羽)の遊休地に宿泊施設などを建設する。このほど刈羽村と20年間の借地契約を締結した。同店の建物敷地西側7611・69㎡において、既存店舗の一部約2302・52㎡を取り壊し、宿泊棟9棟と食堂施設1棟の計10棟を新たに整備する。計画部屋数はおよそ330室。

 現在、設計を進めており計画概要の変更の可能性もあるとしているが、22年春までに工事着手し23年春の開業を目指す。現時点で施工業者の選定は行っていない。

 プラント5は07年7月の中越沖地震で被災し、営業を一時停止。12年4月に被害が大きく、閉鎖した建物の一部を除き営業を再開した。村ではその遊休スペースの有効活用に向け、今春に公募型プロポーザル方式で開発事業者を募集していた。

【店舗の一部を解体】

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