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茨城県土浦土木事務所

県土浦土木道路整備第一課の21年度内発注工事まとめ/柳島高架橋の擁壁基礎や125号交差点舗装

2021/11/11 日本工業経済新聞(茨城版)

 県土浦土木事務所道路整備第一課が、これから来年3月までに発注を予定している工事をまとめた。都市軸道路(野田牛久線)の赤法花(あかぼっけ)高架橋の付帯工事が近く公告となるほか、国道125号つくばバイパスで寺具交差点および池田南交差点の表層舗装工事や、田中地内の表層舗装工事2件を予定。野田牛久線の柳島高架橋では、北側の取り付け擁壁の基礎杭設置工事が来年1~2月にも公告となる。新都市中央通り線(取手つくば線)では、西谷田川に架かる下萱丸橋の背面の改良工事2件が1~2月に公告される。

 【都市軸道路(主要地方道野田牛久線)】

 守谷市で現道の野田牛久線に架設する赤法花高架橋(L140m)の付帯工事が、11月下旬にも公告となる。概要は地覆や高欄、防護柵などの設置。工期が8カ月。現在は㈱横河NSエンジニアリング(神栖市)が上部工に取り掛かっている。

 また、つくばみらい市成瀬の柳島高架橋の北側の取り付け擁壁について、基礎杭設置工事を2月中旬までに公告する。概要がPHC杭(口径600㎜、L35m)を85本。工期は8カ月を見込む。現在、下部工が6工区に分けて進められている。

 さらに、つくばみらい市板橋で、板橋小西側の400mについて改良舗装工事を計画。工期8カ月。2月中旬までに公告予定。

 【国道125号つくばバイパス(つくば市田中~寺具)】

 西側の寺具西交差点と東側の池田南交差点において、表層舗装や区画線、標識設置を予定。いずれも工期は8カ月で、寺具西を1月にも、池田南を2月中旬にもそれぞれ総合評価方式で公告する。

 池田南交差点から田中交差点までの約1㎞区間では、3工区に分けて4車線化を施工中で、その後の表層舗装や区画線の工事を2工区に分け、2月中旬までに総合評価方式で公告。工期はどちらも8カ月。

 【主要地方道取手つくば線】

 つくばみらい市南太田地内、伊奈東中学校の西側の延長200mにおける改良舗装と箱型函渠設置(1基)を計画。来年1~2月中旬に公告となる。工期8カ月。

 【谷田部藤代線】

 つくば市境田の新都市中央通り線との交差点で、改良舗装工事を行う。延長200m程度。工期が7カ月。1月から2月中旬までに一般競争入札を公告する。

 【都市計画道路新都市中央通り線(取手つくば線)(つくば市下萱丸~谷田部)】

 現在、日本ファブテック㈱(取手市)と横河NSエンジニアリングが、西谷田川に架かる(仮称)下萱丸橋の上部工を担当。桁を設置したあとの背面部の道路改良工事を、左岸(L160m)と右岸(L100m)に分けて1~2月中旬までに公告する。工期については6カ月を想定。


【国道125号バイパスの池田南交差点】

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