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キッツが新田SC工場に新工場棟

2021/11/13 群馬建設新聞

【太田】半導体製造装置および周辺機器用配管部材、ガスパネル、ユニット類の開発製造販売などを手掛けるキッツ(千葉県千葉市、河野誠代表取締役社長)は新田SC工場(新田嘉祢町150ー2)の敷地内に新工場棟を建設する。新工場は2023年1月開業予定で、年内の着手を目指している。設計施工は一括して契約予定で、現在、最終調整中。

S造3階建て、延べ床面積1万500㎡を計画。総投資額は生産設備投資も含めて約32億円。

新田SC工場は同社の100%子会社で、半導体・FPD製造プロセス用バルブおよび継手の製造販売を行うキッツエスシーティー(東京都大田区、笠原光夫代表取締役社長)の基幹工場。

新工場棟建設は半導体市場の成長に合わせた生産体制拡充が急務なことからの計画となる。現在の工場内に増産のためのスペースがないために建設。新工場棟には自動化生産設備を配備し、生産能力の増強を図るほか、新商品開発の開発評価スペースの拡充も同時に行う。

新田SC工場の敷地面積は約3万6000㎡で、工場全体の延べ床面積は約1万1000㎡。直近では17年5月にもS造2階建て、延べ床面積約2000㎡の新棟を建設しており、設計施工を一括して、関東建設工業(太田市)が手掛けた。

現段階において、今回の建設完了後、新田SC工場内での建設は計画されていない。

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