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賑わい創出に向け始動 新発田越後門前町プロジェクト

2021/11/19 新潟建設新聞

 一般社団法人新発田歴史文化プロジェクト(布村玲輔代表理事)は11日に「越後新発田門前町プロジェクト」の起工式を市島酒造で開催した。新発田市の二階堂馨市長をはじめ、中央建物の大倉喜彦代表取締役(大倉家代表)など、多数の関係者が参列し、新しいまちづくりプロジェクトの始動を祝った。

 同プロジェクトは、新発田出身の大実業家である大倉喜八郎の別邸「蔵春閣」が市内に移築されるのを契機に、門前町エリアにある「蔵春閣」「諏訪神社」「市島酒造」「清水園」「寺町」―の観光資源5カ所を結ぶ道を整備。加えて飲食店や土産店など約40店舗の仲見世などが出店できる環境を整え、エリア全体を街巡りできるよう民間主体で整備する計画。※11月15日付1面で一部既報

 布部代表理事は「県内外を問わず、世界に通用する観光地として賑わいを創出できると確信している。50年後、100年後の市民に評価していただけるまちづくりを進めてまいりたい」と意気込みを語った。二階堂市長は「蔵春閣とこの門前町プロジェクトが一体となった時に市の表情にほほ笑みが生まれる」と述べ、期待を寄せた。大倉代表取締役は「夢のあるプロジェクト。新発田のさらなる発展に寄与するもの思っている」と話した。

【写真=関係者が参加し始動祝う】

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