県土整備部は民間事業者などと連携して河川空間の利活用を進める「水辺deベンチャーチャレンジ」を実施しており、第2回分の登録箇所として4市町から申請があり、全箇所を登録したことを明らかにした。
県では12年度から地域と県とが連携・協働して川の再生の取り組みを展開。地域で川を守る活動が広がるなど、再生した水辺が地域の共有資産として利活用されてきている。そこで民間事業者などとも連携・協働して取り組む「水辺deベンチャーチャレンジ」を実施、県民誰もが川に愛着を持ち、ふるさとを実感できる川の国埼玉を実現することを目的としている。
また第3回の登録申請受付を24日午後5時まで行っている。申請書類を確認し、実施候補箇所として登録となった場合は2022年1月下旬に申請者へ通知する。
第2回の登録箇所については次のとおり(▽河川名=①市町村名②テーマ――の順)。
▽中川=①幸手市権現堂地内②水の音を水辺で聞きながら、花見で一杯
▽高麗川=①日高市高麗本郷地内②環境保全と人のにぎわい 調和のとれた水辺空間
▽槻川=①嵐山町鎌形地内②水面で親しむ 風薫る嵐山
▽荒川=①寄居町保田原地先②水の郷と親しむ、にぎわいのある水辺空間