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長野県姫川コモンズ・砂防センター

平成13年度の公共事業箇所の概要をまとめる

2001/04/20 長野建設新聞

 長野県姫川砂防事務所はこのほど、平成13年度の公共事業箇所の概要をまとめた。

 これによると、砂防事業では通常砂防12箇所、土砂災害1箇所、火山砂防1箇所、特定緊急砂防4箇所、砂防基礎調査1箇所の計19箇所で総事業費13億4、900万円、地すべり対策事業は地すべり対策11箇所、特定緊急地すべり対策2箇所、情報基盤1箇所の計14箇所で総事業費6億4、580万円、雪崩対策事業では雪崩対策5箇所、情報基盤1箇所の計6箇所で総事業費4億9、500万円を予定。事務所全体では合計39箇所で総事業費は24億8、900万円が予定されている。

 このうち新規では、通常砂防で内山沢(白馬村内山)と地すべり対策で白馬村一の倉の2箇所に着工予定。

 工事発注について事務所では、第1四半期を中心に上半期中にほとんどを発注する計画でいる。

▽13年度公共事業の箇所及び事業概要は次の通り(▼は新規箇所、※は発注予定時期)。

《砂防事業》

【通常砂防】

 ▽日向沢(白馬村幸田上)=垂直壁工一式、工事用道路L200m×W3m※第1四半期

 ▽北山沢(同神城)=前処理工V350立方m※第1四半期

 ▽月夜沢(同飯田)=工事用道路L120m×W4m※第2四半期

 ▽犬川(同大日向)=導流堤2基※第1四半期

 ▽栃ノ木沢(同南谷地)=流路工L150m※第2四半期

 ▽楠川(同落倉)=工事用道路L700m×W3m※第2四半期

 ▽北股入沢(同ネカブ平)=山腹工(フトン篭工)L30m※第1四半期

▼内山沢(同内山)=工事用道路L300m×W4m※第1四半期

 ▽耳尾沢(小谷村耳尾)=砂防堰堤工・H4m、L76m、V1、000立方m※第1四半期

 ▽千沢(同高地)=鋼製砂防堰堤工・H12m、L38m、V1、800立方m※第2四半期

 ▽カクレ沢(同中谷東)=鋼製砂防堰堤工・H2m、L117m、V1、100立方m※第1四半期

 ▽松本沢(同松本)=砂防堰堤工・H6m、L46m、V1、200立方m※第1四半期

【土砂災害】

 ▽情報相互通報システム(白馬村管内一円)=土砂災害相互通報システム構築※第3四半期

【火山砂防】

 ▽湯原沢(小谷村湯原)=法枠工A1、200㎡※3年国債発注済

【特定緊急砂防】

 ▽横川(小谷村大網)=護岸工L60m※第1四半期

 ▽濁沢(同深原)=前処理工(水叩工)一式L40m※第1四半期

 ▽ひかげ沢(同大別当)=床止工2基、護岸工L50m※第1四半期

 ▽白土沢(同下里瀬)=ダム工・H8m、L82m、V2、300立方m※第1四半期

【砂防基礎調査】

 ▽管内一円(小谷村)=調査一式※第3四半期

《地すべり対策事業》

【地すべり対策】

 ▽小谷村大久保=横ボーリング工L600m、開渠工L100m※第1四半期

 ▽同大草連=横ボーリング工L800m、開渠工L100m※第1四半期

 ▽同清水山=鋼製土留工L75m、明暗渠工L130m※第1四半期

 ▽同梨平=横ボーリング工L300m、明暗渠工L30m※第1四半期

 ▽同大沢=横ボーリング工L550m、開渠工L140m※第1四半期

 ▽同来馬=集水井2基※第1四半期

 ▽同城=横ボーリング工L660m※第1四半期

 ▽同栂池=集水井1基、横ボーリング工L300m※発注済(ゼロ国)

 ▽同白岩=横ボーリング工L500m※第1四半期

 ▽同石原=抑止杭工10本※第1四半期

▼白馬村一の倉=集水ボーリング工L140m※第1四半期

【特定緊急地すべり】

 ▽小谷村大網=集水井2基、押え盛土工一式※第1四半期

 ▽白馬村倉下=横ボーリング工L1、200m、集水井2基※第2四半期

【情報基盤】

 ▽管内一円(小谷村)=※第2四半期

《雪崩対策事業》

【雪崩対策】

 ▽白馬村みそら野=雪崩予防柵・H4m、L35m※第1四半期

 ▽小谷村李平=雪崩誘導擁壁工・下部基礎杭29本、下部L15・5m、H15・6m※第1四半期

 ▽同月岡=雪崩予防柵、H4m、14基※第1四半期

 ▽同北山沢=調査一式※第1四半期

 ▽同梨平=鋼工場製作33t、下部基礎工18本、V15立方m※第1四半期

【情報基盤】

 ▽管内一円(小谷村)=※第2四半期



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