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新潟県長岡地域振興局地域整備部

雪の中を渡り初め/「砦関道橋」供用開始

2008/01/17 新潟建設新聞

 長岡市脇野町~大野地内で県長岡地域振興局地域整備部が工事が進められてきた一般国道352号「砦関道橋」が完成し、15日(火)の午前10時に開通した。

 柏崎市を起点とし、出雲崎町、長岡市を経て栃木県河内郡上三上町に至る延長244㎞に及ぶ一般国道352号は、第2次緊急輸送道路としての側面を持つ重要路線の役割を担っている。

 同部では、橋梁部分の幅員狭小や歩道の未設置など、かねてから交通安全上の危険性が指摘されてきた当該工区の「砦関道橋」の架替工事を、一級河川黒川の河川改修事業との合併施工による一括整備で行ってきた。

 雪が降りしきる中での供用開始を迎えたこの日は、午前10時の開通を待ちかねた車列が県警のパトカーに先導されて真新しい橋梁を走行したほか、近隣の住民らも渡り初めを行った。

 同工事は、地域連携(国道特一)事業として平成14年度に事業着手。以来、計画延長L340m(2車線)、幅員W6・5(16・5)mの規模での整備が進められてきた。

 今回の開通により地域内の交通安全が確保され、長岡拠点都市内の一体化や経済振興が高まると期待されている。


【写真(上)新しい橋梁を渡り初め】

【写真(下)架け替えられた「砦関道橋」】


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