市内各地区へのコミュニティセンター建設を進めている多摩市は、唐木田、和田、永山の3地区で新設を計画している。唐木田は17年度、和田は18年度の完成を予定。永山は21年度から地元調整に入る。
唐木田地区の施設は、14・15年度に設計を進める。16年度からの2か年施工を見込む。建設地は小田急線唐木田駅前、都市基盤整備公団所有地。コミュニティセンターのほか、図書館、児童館、ホール、育成室、集会室などを配置する方針。市の基本計画では19億円の事業費を試算している。
和田地区は、唐木田地区に対して1年遅れで事業を進める。施設完成は18年度。施設内容はまだ明らかではないが、他の施設と同様に多目的ホールや会議室、在宅サービスセンター、シルバーサロン等になる見通し。事業費約6億円を投入する。
永山地区については、これから検討に入る。地元調整も21年度から着手する考え。
市は、市内11か所にコミュニティセンターを整備する考えで、永山地区は10番目の施設となる。